研究会について

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設立趣意

人生100年の新世紀を迎えようとしています。日本は、世界有数の長寿国ですが、平均寿命と健康寿命の格差は案外に大きく、男性で約9年、女性で約12年あり、日常生活動作の低下を抑えて健康で生活できる状態である健康寿命を延伸させることが大きな課題となっています。そのためには生活習慣の改善、特に食や運動からの取り組みが大切であることはよく知られています。増大する国民医療費の抑制という背景もあり、2015年に消費者庁によって「機能性表示食品制度」がスタートしたのも、食からのアプローチの一つといえるでしょう。今後、機能性表示食品についての正しい理解が進むことによって、食による健康増進の一層の進展が期待されます。一方、多くの天然食品は、多様な成分を含んでいることから機能性成分の特定が困難であったり、その分析手法が確立していないことなどから、その効能が正しく評価されておらず、「機能性表示食品制度」の範ちゅうに収まらない有用な食品素材が存在することも事実です。食品は本来、多様な成分を含んでおり、それらの成分は単独ではなく、いくつもの成分が相互に相補的に作用しています。いわゆる「ホールフード」、「一物全体食」の概念にもとづいて、このような機能性植物や食品素材を評価し、あらためて有効利用を図っていくことは、結果として健康寿命を延伸するための重要な課題だと考えられます。
本研究会は、クロレラをはじめとする機能性植物や食品素材について、機能性成分の同定・分析、さらに正しい機能性評価を行うため、国内外の研究者の意見交換の場を提供するとともに、関連研究の促進・支援により、一般の方々、研究関係者、さらに医療関係者からも受容される科学的エビデンスにもとづく優れた機能性植物や食品素材に関する情報発信を行い、健康長寿社会の構築に貢献することを活動目的としております。

会長 宮澤 陽夫

発足の背景

栄養素をバランス良く含むクロレラだけでなく、数多く存在する機能性植物は、好ましくない食生活を改善し、健全な健康長寿社会の実現に寄与できることが期待されます。

そこで、機能性植物の有効性を実証する科学的根拠となる研究やその活用方法などについて一般の皆さまはもちろん、多くの企業や研究者に興味を持っていただき、機能性植物の普及活動を推進していくことを設立趣旨とする『クロレラ・機能性植物研究会』を設立することにしました。

役 員

会長 宮澤 陽夫 東北大学 未来科学技術共同研究センター(NICHe) 教授
東北大学 名誉教授
理事 武田 秀勝 札幌医科大学 名誉教授
門脇 基二 新潟工科大学 副学長・教授
藤川 隆彦 鈴鹿医療科学大学 薬学部 教授
石井 好二郞 同志社大学 スポーツ健康科学部 教授
佐藤 健司 京都大学 農学研究科 教授
大槻 毅 流通経済大学 スポーツ健康科学部 教授
中野 司朗 中野司朗レディースクリニック 院長
樋口 央紀 (株)機能性植物研究所 代表取締役
監事 田中 真樹 北海道医療大学 医療技術学部 教授
顧問 伊藤 均 (一社)菌類薬理研究所 所長

入会案内